寝台特急カシオペア号(展望室)   1号車1番 個室
 カシオペアスイート 
 上野→札幌の旅 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2007年5月、カシオペア・スイート(展望室)に乗車した時の旅レポです。

なんと!なんと!!
日本の寝台列車の中で最高峰グレードと称される寝台特急カシオペア号のスイートに乗車する事が出来ました。
しかも、スイートの中でも最後尾にある1号車1番の展望スイートの切符が取れたのです。
この千載一遇とも言えるチャンスを活かさない手はありません。
、嫁さんと新婚旅行のリベンジ!?と言う事で乗って参りました、北海道!
この日に乗らないと、もうカシオペアの展望スイートなんて、二度と乗れないかもしれないと思い、
存分にカシオペアの展望スイートを楽しんで来ました(^o^)

乗車日 2007年5月27〜28日
at 8009レ


これが「プラチナ・チケット」と呼ばれるカシオペア、展望室スイートの寝台券。
あぁ、この切符に出会えた喜びと言ったら・・・ヽ(゚∀゚)ノ

注目されるのは、やはり・・・
寝台券をどうやって取ったのか・・・
という事でしょうね( ̄− ̄)

寝台券入手記録

本当は九州へ・・・!?

実は、カシオペアの寝台券を売り出す(1ヶ月前発売日)の3日前に夢を見たのです。
それはカシオペア・スイート展望室の切符が取れた夢でした。
しかも、これから紹介する事が全て夢の中で展開されていました。
もちろん、これはまだ現実ではなくて3日前の夜に・・・です。
それまではカシオペアなんて
(今思えば、なんて事を・・・(^o^;)頭の中に無くて、
本来は九州へ行く予定で寝台特急「はやぶさ」のB寝台券の事を思い描いていただけだったのでしたが・・・。
それを夢で気付かせてくれたのか?!
もう、そこからは実際にカシオペア乗車の為に寝台券を取りに行く事だけを考えていました。

これって予知夢?!ってやつ?!
他人が読むと「こんなの作り話じゃないの!?」と思われてしまいそうですが、
この時は夢を見た後は「スイート、取れるかもしれない・・・」と思ったのです。
予知夢なんて言えば笑われそうですが、 こんな事が本当に起こったのは事実です。

という訳で 遡る事、乗車日1ヶ月前の4/27

嫁さんには「今日は早めに会社へ行くから・・・」と告げて
(そう、この時にはまだ嫁さんには九州ブルトレの寝台券を取る方向で話が進んでいたのでした(^^;)
朝6時前に地元のJR窓口へ向かいました。
この駅は、1ヶ月前の指定券発売を当日の朝6時に受け付けて、
それ以降は順番に10時ジャストから処理が終わった順に打ってくれる、 いわゆる「10時打ち」というものをやってくれます。
朝6時の窓口には誰も居らず、予定通りの一番乗り(^o^;
ここで先客が居ると一瞬で終わる争奪戦の「予選落ち」となってしまうので、まずは予選クリア。
そして、6時の窓口オープンと同時に

「カシオペアの寝台券をお願いします」
「2人用個室でA寝台のスイートです」

と言いながら指定券申込書を渡して、10時打ちをやってもらうのに窓口氏に更に少し具体的に補足説明します。
窓口氏は少し難しそうな顔で申込書を見ている様子・・・。
やはりカシオペアの発券は、こんな田舎の駅ではそうそう無いのかな。。。と思いながら窓口氏の様子を見守るのでした。
スイートというA寝台は何人用でどんな個室なのかすら、その存在が曖昧な様子
(カシオペアは基本的に全て2人用個室だし)
さらにその中のスイート(展望室)の指定しながら説明してみます。
今までカシオペア・スイートの展望スイートの切符の画像をweb上に載っているものをみたり、
過去に実際にマルスの画面をオープンな窓口で覗くように見た事があるので、その記憶と合わせると、
マルスの入力列車の項目に「カシオペア」の中でツイン・デラックス・スイートなどと分かれている様子だった事を思い出し、
カシオペア・スイートという列車項目だと思います・・・と、さりげなくフォローをします。
それで「一番後ろの席です」と補足。
それは「スイートで1号車1番です」と席番を指定して伝えます
(窓口氏には「席」と言った方が通りが良いかと思って、ここでは敢えて「席」と伝えてみました)
さらに、後になって忘れ漏らしても良いように指定券申込用紙にも「カシオペア(展望室)」と書いておいておきます。

それでも
内心は・・・
「カシオペアのスイートなんて、まぁ普通にやっても無理なのだろうなぁ」
「その前にマルスの諸々の入力不足で「再考:列車関連誤り」などとなるのがオチかなぁ」
「この駅、10時ジャストに発券を押すタイミング悪そう」

などと思いながら、10分ぐらい説明しながも、これ以上淡々と説明すると有る意味逆効果かと思って、程よいところで切り上げます。
こうして申込書を渡し終えて、少し早いがそのまま会社へ行きました。

そして・・・。

仕事も無事に終え、19時前にJR駅へ再訪しました。
この時、窓口には誰も居ず
(ちなみにこの駅の窓口はガラスで仕切ってある、まさに本当に「窓口」が1つだけ)、ガラス越しに呼べば来るのだろうけど
ここはひとつ、まだ呼ばずに窓口周辺を見渡してみる事にしました。
この時間に来る事を朝に伝えてあるので切符が取れていればこの窓口周辺の何処かに置いてありそうなものだがそれも見当たりません。

「ふぅ。やはり取れる訳無いか」 ( ̄− ̄)

と思って、改めて駅員氏を呼びます。

「すみませーん、朝、カシオペアの寝台券をお願いした者ですけど・・・」

窓口に出たのは勿論朝受け付けてくれた人では無く、似たようなごく普通の年輩駅員氏。
すると・・・

「えーっとね・・・、あぁ、これこれ」

と、おもむろに窓口の下にあった引き出しから既に発券されていた細長い切符が見えた。
すると・・・・

んー?!!!?


!!!!!!

「取れてますよ、カシオペアスイートですね」

おーーーーーーーーーー
わぁ゛ーーーーーーーー


なんとなんと、カシオペアの展望スイートの切符が取れていたんですーーーー!!!!

「すごい。これが日本で一番取り難い切符かあ・・・」

発券された細長の切符を見ると、本当に「カシオペア号(展望室) 1号車1番 個室」と書いてあります。

それが今この目の前にあるなんて。。。
暫くは余韻に浸っていたのですが、
そこは駅員氏、何もなかったかのように支払いモードへ進みます。

「特急券と寝台券で・・・、えっと56,760円ですね」

おっと、そうだった。取れたからには現実に戻らねば。
幸か不幸か財布には申し合わせたかのように6万円が入っていて、普通に現金で支払いました。
カードでも良かったんですけど
(マイルが貯まるからね〜(^^;)、せっかくのプラチナチケットに「C制」と捺印されて汚れてしまいます。
普通に発券をしてあるのでカードで払ったら追加捺印で「C制」のゴム印は避けられません。
という事で現金で支払いです。

その後、少し窓口を離れたのですが、このままでは終わりません。
カシオペアの切符が取れたからには、ディナーを食したい訳ですよ。
せっかくだし、フランス料理のコースです。もちろん2人分。

という事で、少し駅前で考えながら、携帯で家に居る嫁さんへ連絡をします。

「あのー、大変な事が起こったんだよ!?」

「ええっ!?何、大丈夫なの?!」

「今度、九州へ行くブルトレの寝台券じゃなくて、
カシオペアのスイートの一番後ろの部屋の切符が取れたから、
今度の旅行は九州じゃなくて北海道へ行く事にしたいんだけど・・・と」

「ん!?なんで!?そんな事出来るの?(爆)」

突然の出来事に嫁さんも何が何だか判らず、しかも電話からの話だから実際はどうなっているのか状況が掴めない様子です。
しかも私も興奮状態で上手く伝わって無いんです。

その後の嫁さんは、ただ「うん、はい?! うん。はい!、はい!?・・・、あぁ、そうなの?!」と相槌を打つだけでしたとさ・・・(^o^;

そして、嫁さんとの電話も終えて、10分後に改めて再び窓口へ行き、
今度はカシオペアのディナー券を発券してもらいます。
ここでもやはり操作状況に難アリです。
マルスを叩いている窓口氏もこちらで見てる私も心配そうに・・・見守ります。
すると、奥から少し若い方が出てきて横からチョイチョイと。
指定券申込用紙をもう一度見てるけど、寝台券じゃなくてディナー券だから指定券関連情報は関係無いのでは??と思いながら引き続き見守っていると
ディナー券に予約した名前が入るようで申込書の名前をカタカナで表示されるシステムだったようで必要なのでした(^o^;
さらに、そのディナー券にはカシオペアの部屋番号もさり気なく入力されていたのです。
そしてようやくカシオペアダイニングカーでのフランス料理の食事予約券が発券されました。
ここでの支払いは、スイートで出し尽くしたので、もう現金は無く、食事券はカード払いです。


これはカシオペアのダイニングカーでの食事予約券。
「仏料理」はフランス料理のコースです。
名前の前に「1−1」と書かれているのは、カシオペアの部屋番号。1号車1番という意味だそうです。
ちなみに、このマルス券は食事の際にNREの係員に回収されてしまうので、保存したい方は使用前に撮影やスキャンしておいた方が良いです。

そして、改めて窓口氏にお礼を言いました。

「このスイートの寝台券を取った方にも宜しくお伝え下さい・・・」

と言うと、
先程から窓口氏の横でアドバイスをしていた30〜40歳代前半の方でした。
うんうん、なるほどよく見ると実力ありそうなキャリア風な風貌ではありませんか。
この方が10時ジャスト打ちをしていたのですね!
おお
そうでしたか、そうでしたかぁ!有り難う御座います!と、これ以上ないぐらいのお辞儀をしてました(^o^;
もっと深くお礼をしたかったのですが、この駅の窓口は文字通り窓1枚に阻まれ、
駅員氏の元へお礼の手を差し出す事は下の隙間しか無いので何度も頭を下げ、

「有り難う御座います、有り難う御座います」

と再三のお礼を言って長きに亘る窓口を引き払ったのでした。
まぁ、よくよく考えるとお客がJR職員にお礼を言うという、何とも不思議な光景でしょうけど、
そりゃあ、だって、そうなんです、こんな事がそうそう起きる訳ありません。
そりゃお礼の一言があってもね・・・。そうなります(^o^;

さて・・・

お察しの方が居るかもしれませんが、
カシオペアの寝台券はJR駅みどりの窓口や旅行代理店などで購入するのですが
今回の展望スイート寝台券を手配したのは、実はこのJR駅1つだけ・・・。
その他に旅行会社等へ手配は何もしていませんでした。
それでこのように入手できた事には驚きです。
そもそも、九州へ行く予定だったので、始めから複数の窓口での手配は考えていませんでした
(それが、夢を見たお陰で!?)

普通は複数(それもかなりの数と、かなりの準備期間を経て)の窓口に依頼して廻るという
カシオペア寝台券の予備予選wみたいなものをやっておく必要があるのです。
今回、それを完全に振り払う、初出場で初優勝の高校野球チームのような勢いでした(^o^;

もちろん、今回がカシオペア寝台券を入手する初めての経験ではありません。
我々だって過去にしっかりと玉砕しています。
その時は山手線内の駅を嫁さんと手分けして朝イチから各駅の窓口を廻り、
10時ジャスト打ちには直接スタンバイする念の入れようでした。
それでも見事に全駅玉砕でした・・・( ̄− ̄)
あの時は2005年の10月乗車希望で1ヶ月前の9月でした。
今考えれば北海道は紅葉のシーズンでしたねぇ。。。

もしかしたら

複数の駅に申し込む方法は、マルスが一斉に通信した時に、
お互いに引っ張り合ってホストコンピュータに負荷が掛かるので良くないのかも・・・!?

とか、思ったりします。

この一発勝負の作戦!?も意外や使えるかもしれません。

もちろん、一発勝負ゆえにその駅が外したらそれで終わり・・・という諸刃の剣ですが。

あとは全てにおいてタイミングも時期的なものも有ると思います。
季節も関係してくるでしょうし、上野発の曜日も少なからず影響はあるかと。

今回、我々が出発した2007年5月27日は日曜日でした。GWも過ぎて5月も終わり。
一般的に休暇を取って旅行に出掛ける傾向が落ち着いた頃です。
こうした時期を他に探すと、まだ本格的な冬シーズンが到来する前の12月初旬や
札幌で雪祭りが終わった後の2月下旬から3月初旬などが穴場だとか。
更に出発が日曜日だと、翌日の北海道到着が月曜になるため道内は週明けの平日となり

一般の方は休暇を取らないとをいけないので敬遠されがちになるので狙い目なのでしょう。
逆に金曜出発は道内滞在が土日になるので厳しくなるかと思います。

しかしながら、いくらシーズンオフと言っても、
今回1ヶ月前に真っ当な順序を踏んで展望スイート寝台券を入手出来たという事は

とてもラッキーな事だったのかもしれません。
乗車日の3日前になってキャンセルで展望スイートが出ても、なかなか気が付かない事も多いでしょうし
もう諦めテンションになってる事だってあるでしょうから・・・。

さぁ、そして1ヶ月後、いざ上野駅13番ホームへ!!

次はカシオペア展望スイートの乗車編!

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